皆さんこんにちは。本日はゴールデンカムイ・尾形百之助の魅力について語っていこうと思います!
孤高のスナイパーである尾形。その時々で杉元一派の味方だったり敵だったり、終盤まで彼の目的は明らかにならず、物語をかき乱します。
卓越する銃の腕前、複雑な家庭事情、掴みどころのない生き方。見せ場も多く、セクシーさを感じずにはいられないキャラクターです。
まずゴールデンカムイとは
舞台は日露戦争後の北海道。獄中でとある人物が埋蔵金のありかを、囚人たちの身体に刺青として残しました。誰が一番早く一番多く囚人たちに出会い、地図を集めて埋蔵金を見つけるか。大迫力の金塊を巡るバトル漫画です。
他にもサバイバルや歴史、アイヌなどの文化、狩猟グルメ、ギャグ、ホラーなど様々な要素が闇鍋のように混ざっているのが特徴。学べる漫画という側面もあります。
ヤングジャンプで連載していた漫画で、31巻で完結しています!
メディアミックス
テレビアニメは現在4期まで放送していて最終章も制作が決定。
尾形百之助を演じる声優さんは津田健次郎さんです!
彼はツダケンという愛称で親しまれる大人気声優。呪術廻戦のナナミンなど多くの有名キャラクターを演じていますが、近年は実写ドラマに出演したり、テレビ番組での活躍も増えています。独特の低音ボイスが尾形にぴったりで、彼の魅力が増幅されているように感じます。
2024年には実写映画化、そしてWOWOWで続編の実写ドラマが10月から開始します。
ちなみに尾形は眞栄田郷敦さんが演じています。初登場の尾形を完璧に再現していて度肝を抜かれました。
尾形の初登場は?
初登場は登場人物の中でもかなり早い1巻4話。
初めは第七師団の兵士として登場します。つまり鶴見中尉の部下であり、杉元一派の敵でした。
ここで杉元の一撃を受け、極寒の海に転落。その後手術により奇跡的に生還しますが、
口の端から顎にかけて左右対称に大きな傷を負います。兵士ということで坊主姿であり顔に傷もなかったので、
読み返したときに「こんなに早くから尾形出てたのか」と思う方も少なくないのではないでしょうか。
そしてここで早くも、杉元との因縁が生まれました。
網走監獄での狙撃
杉元たちは埋蔵金を隠した重要人物であるアシㇼパの父に会うために、彼が捕まっている網走監獄に侵入します。
そこで鶴見率いる第七師団と戦う形になるわけですが、味方だと思っていたキロランケたちの事実上の裏切りも起こります。
アシリパと別行動をしていた杉元は無事にアシリパの父・のっぺらぼうと対面。
やっと話が出来ると思ったところで、なんと銃撃を受けます。それが14巻137話です。
のっぺらぼうは頭を打ち抜かれて死亡。杉元は頭を負傷し、第七師団に拾われることとなります。
撃っていたのは味方だと思っていた尾形なのですが、作中でも屈指のシーンですのでぜひ漫画で読んでみてください!
尾形のことをもっと知りたい!
味方なのか敵なのか分からない尾形。杉元たちの前から逃走する20巻200話、
それこそ彼の行動の理由が明らかになるクライマックスなど、印象的な場面は数多く存在します。
ただあまり掘り下げすぎると読む楽しみが減ってしまうので、ここからはパーソナルな部分が垣間見えるオススメ話を紹介します。
11巻103話あんこう鍋
尾形の過去回とも言える話。元第七師団長の花沢中将と浅草芸者の間に生まれた尾形。
父が帰ってこなくて母がおかしくなっていたこと、父を手にかけたことなどを語る回です。
尾形を語るにあたって、異母兄弟である花沢勇作との関係性は外せません。
後半に深堀されるので、ここで両親のことを知っておくとより楽しめます。
12巻115話ラッコ鍋
ゴールデンカムイの中でもとても有名な回。ネットでよく話題になりますが、
コラージュだと思っている人もいるくらい、ギャグ寄りとも言える面白い回です。
食べるときは必ず夫婦2人で食べろと言われたラッコ。火にかけた時に充満する匂いはいわゆる「媚薬」のような効果をもっているとか。
その鍋を杉元、白石、谷垣、尾形の4人で食べるのですが、一体どうなってしまうのでしょうか?全裸にされる尾形は必見です。
尾形百之助の魅力に撃ち抜かれる
彼の活躍シーンをざっくりと紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
今回は前半のシーンを多めにしましたが、最後まで爪痕を残し続ける人気キャラです。
ぜひ作品を読んで、自分のお気に入りのシーンを探してみてください!