みなさんこんにちは。
今回はゴールデンカムイに登場する谷垣源次郎について紹介していきたいと思います。
沢山の読者そして作者に愛されていることで、ネットでも度々話題になる谷垣。作品は読んだことがないけれど、このキャラは知っている!なんていう方も多いのではないでしょうか。
彼の印象的なシーンを見ていきましょう。
まずゴールデンカムイとは
舞台は日露戦争後の北海道。獄中でとある人物が埋蔵金のありかを囚人たちの身体に刺青として残しました。誰が一番早く一番多く囚人たちに出会い、地図を完成させるか。大迫力の金塊を巡るバトル漫画です。
他にもサバイバルや歴史、アイヌなどの文化、狩猟グルメ、ギャグ、ホラーなど様々な要素が闇鍋のように混ざっているのが特徴。
ヤングジャンプで連載していた漫画で、31巻で完結しています。
テレビアニメは現在4期まで放送していて最終章も制作が決定。
2024年には実写映画化、そしてWOWOWで続編の実写ドラマ化も発表になっています。
このマタギ、スケベすぎる!
真面目で愚直、不器用で優しい。人間的な魅力をたくさん持つ谷垣。義理堅く、お世話になった人や大切な人を守るなどの格好いいシーンがとても多いです。
しかし作中で裸でグラビアを撮られるシーンがあったり…筋肉を兼ね備えたムチムチボディとチャームポイントの胸毛でスケベすぎるマタギと呼ばれ、お色気キャラとしても活躍します(?)。
谷垣の初登場シーンは?
初登場回は2巻の8話。その際には第七師団歩兵第27聯隊の兵士、つまり主人公である杉元の敵として出てきます。
その際に足を怪我して困っていたところ伝説の熊撃ち・二瓶鉄造に出会います。彼と行動するうちに一度は捨て去った「マタギの魂」を取り戻し、軍の脱退を決意。
二瓶との話は3巻22話からとなっていますが、秋田生まれのマタギ・谷垣として生きることを選ぶ大切なシーンです。谷垣の未来の伏線にもなっている部分だったりするので、ぜひチェックしてみてくださいね!
少女団とは?
ゴールデンカムイは主に杉元佐一一派・土方歳三一派・鶴見中尉率いる第七師団の3勢力の金塊争いのお話ですが、それが全てではありません。
連れていかれたアシㇼパを追いかけるべく、杉元と谷垣、第七師団の鯉登と月島の4人での樺太旅が14巻の140話頃からはじまるのです。
捜索を進める中、曲馬団「ヤマダ一座」に出会います。
アシㇼパに居場所を伝えるために、ショーに出て有名になろう!と考え出演を決意する杉元たち。こちらは16巻154話あたりで読むことができます!
戦争の英雄であり不死身と恐れられる杉元はハラキリショー、身体能力の高い鯉登は綱渡りをすることになるのですが、月島と谷垣の出演演目はなんと「少女団とともに踊ること」。
孤児の面倒をみながら旅をしているヤマダ一座には、小さな女の子の団員たちも。その子達と一緒に踊りの練習に励むのですが、なかなか思うように踊れない谷垣。
156話では「俺は少女団のお荷物です…!」と泣きながら落ち込んでいたところを慰められ、必死で練習します。
迎えた本番、はたして谷垣は少女団と共に良いステージを作り上げられるのでしょうか?
純粋さ、思いやり、不器用だけれど努力家なところ、可愛いところ…谷垣の魅力がたっぷりつまった内容といえるでしょう。
魅力がたくさん!
筆者としては12巻115話のラッコ鍋、15巻142話頃からのスチェンカとバーニャ、後に妻となるインカラマッとのストーリー、家族などの話をしてくれる過去回、そして最終決戦…あげだしたらキリがないほどオススメの部分があるのですが、今回は少女団をメインに取り上げてみました。
実はストーリーが進むほど肥えていく谷垣。クマはまだしも「牝牛のように太りよってからに!」なんて言われるシーンも。体型の変化でなんとなくの時間軸が分かるという作品の楽しみ方もあるキャラクターです。ぜひ漫画で楽しんでみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。