葬送のフリーレンがつまらないは本当なの？何が面白いのかについても解説！

葬送のフリーレンがつまらないは本当なの？

今日3/16(木)
『葬送のフリーレン』
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— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) March 16, 2023

「葬送のフリーレン」を検索すると、関連ワードに「つまらない」と出てきます。

葬送のフリーレンがつまらないというのは本当なのでしょうか？

その答えを先にお伝えすると…

「葬送のフリーレン」は、間違いなく面白くて魅力的な作品です。

哀愁の中に優しさを感じる世界観、そしてリアリティのあるキャラクターの描写は心に響くものがあります。

では、いったい葬送のフリーレンの何がつまらないという意見を生んでいるのでしょうか？

ここからは、以下の順番で「葬送のフリーレン」の面白さについて紹介していきます。

何が面白いの？

葬送のフリーレン面白いです。新刊きてくれー pic.twitter.com/fYu9tskT3b

— はい (@hai1fo) June 17, 2023

まずは「葬送のフリーレン」が面白いと言われている理由について紹介していきます。

面白いところ①ゆったりとした物語のテンポ

「葬送のフリーレン」はゆったりと流れるように進むストーリーが魅力の一つです。

ゆったりとしたテンポで進行する物語は、千年以上生きているエルフのフリーレンの時間感覚を疑似体験させてくれます。

フリーレンの独特な時間感覚は作中、さまざまなところで表現されています。

数ヵ月が一瞬で過ぎていく様子や、物語の導入すぐに何十年の時間が経過していくところもこの作品ならではの展開で面白いですね。

フリーレンに感情移入できるように、時の流れがストーリーにうまく組み込まれていることもこの作品の素晴らしいところです。

面白いところ②フリーレンの細かな心理描写

「葬送のフリーレン」はフリーレンの心理描写が細かく丁寧に描かれています。

フリーレンは感情表現が乏しく表情もあまり変化しないので、いっけん淡泊に思えますが、実は人情味のあるキャラクターです。

フリーレンは旅の中、よく勇者ヒンメルたちと過ごした日々を思い出します。

当時は理解できなかった勇者ヒルメンたちの言動の意味を悟ったフリーレンの描写は読者を優しい気持ちにさせてくれます。

普段は理性的なフリーレンがヒンメルの死に直面した時、溢れ出た後悔の涙はとても感動的でした。

面白いところ③スクっと笑えるギャグシーン

「葬送のフリーレン」は、もともとギャグ漫画の予定だったのでクスっと笑えるギャグが作品内にたくさん盛り込まれています。

フリーレンがザインに投げキスをするシーンや、宝箱と間違えてミミックに食べられるシーンは、ほのぼのしてとても面白いです。

個人的には、フェルンとシュタルクの喧嘩の仲裁をしたザインが、「もう付き合っちゃえよ！！！」と叫ぶシーンがイチオシです。

随所に散りばめられたほっとする笑いが、淡々と進む物語のアクセントになり「葬送のフリーレン」の魅力の一つとなっています。

面白くないと言われている点は？

葬送のフリーレン4巻まで読んだ、
ネットではあんまり面白くないと意見が多いけど普通に面白かった！
キャラの掛け合いが可愛いかった pic.twitter.com/m4Ni48KsEs

— 蕎麦ラーメン (@jSCEviZa2i1Y7wM) September 5, 2021

面白いという意見が多い葬送のフリーレンですが、逆に面白くないと言われる点はどのようなところなのでしょうか？

面白くないと言われているところ①戦闘シーン

「葬送のフリーレン」の戦闘シーンは淡泊すぎて面白くないという意見があります。

確かに「葬送のフリーレン」に王道の少年漫画のような迫力ある戦闘シーンはないので刺激を求める読者には物足りないでしょう。

しかし「葬送のフリーレン」はバトル漫画ではありません。

「葬送のフリーレン」はヒューマンドラマがメインの作品なので、本格的なバトルを求める読者にとっては面白くないのでしょう。

面白くないと言われているところ②起伏の少ないストーリー

「葬送のフリーレン」はストーリーの起伏が少なくて面白くないという意見があります。

「葬送のフリーレン」は魔王討伐後の後日憚を描いた物語なので、基本的には平和な世界設定です。

脅威となりえるのは、魔族の人に対する悪意だけなので、冷や汗が出るような展開はありません。

「葬送のフリーレン」の穏やかなストーリーが退屈と感じる読者もいれば、好きだという読者もいるので、好みの問題といえます。

面白くないと言われているところ③1級魔術師試験の展開が長い

「葬送のフリーレン」は1級魔術師試験の展開が長くて面白くないという意見があります。

1級魔術師試験は37話から58話までの全21話で、単行本にすると2巻と＋2話です。

確かに、少し長いように思えますが、1級魔術師試験はフェルンの成長やフリーレンの実力を伝えるために必要展開でした。

1級魔術師試験を通して描かれていた魔法使いの価値観も、今後重要な要素となってくるでしょう。

しかし、実際に展開はゆっくり進んでいたので、週刊少年サンデーの連載で読んでいた読者にとっては長かったと言えるでしょう。

とはいえ単行本にすれば2巻ほどなので、展開が遅いと感じた読者も単行本で読めば問題は解決できます。

読む時の注目ポイント

「葬送のフリーレン」の面白さを堪能するために注目してほしいポイントは以下の３つ！

では引き続き、上記で挙げた葬送のフリーレンを読む時の注目点を詳しく解説していきたいと思います。

注目ポイント①勇者一行との回想シーン

「葬送のフリーレン」で一番注目すべきポイントは勇者一行との回想シーンを通して間接的に描かれるフリーレンの心情です。

千年以上を生きているフリーレンは、人間とは違った価値観を持っており、感情の起伏があまりなく理性的です。

表情もあまりかわらないので、直接的な描写でフリーレンの心情が描かれることはほとんどありません。

しかし、フリーレンの感情は勇者一行との思い出と共に沸き上がり、彼女に変化をもたらします。

「葬送のフリーレン」を読む時は勇者一行との回想シーンがフリーレンの心情にどう影響を与えているか考えて見てみるとさらに面白くなりますよ！

注目ポイント②登場人物それぞれの価値観

「葬送のフリーレン」を読むうえで、理解すべきポイントは登場人物それぞれの価値観です。

「葬送のフリーレン」にはさまざまな種族のキャラクターが登場し、それぞれに独自の価値観を持っています。

もちろん個人でもそれぞれ違った価値観があります。

「葬送のフリーレン」が面白い理由の一つは登場人物の価値観がしっかりと描かれ、言動の一つ一つに反映されているところです。

「葬送のフリーレン」の登場人物が持つ価値観を知って読むのと知らずに読むのでは面白さが数段かわってきます。

「葬送のフリーレン」を読む時はキャラクターの価値観を意識して読んでみてくださいね！

注目ポイント③セリフのないコマ

「葬送のフリーレ」にはセリフのないコマが多く、読者が自由に会話や雰囲気を想像できます。

説明しすぎない描写や「葬送のフリーレン」特有の“間”が、ストーリーに奥行を出しているのです。

絵だけでみせるコマにはそれぞれに想像する楽しさがあります。

「葬送のフリーレン」を読む時は、セリフのないコマの情景を想像して脳内でストーリーを膨らませば、さらに面白くなりますよ！

まとめ

最後に本記事「葬送のフリーレンがつまらないは本当なの？何が面白いのかについても解説！」で紹介したことをおさらいしていきましょう。

「葬送のフリーレン」は間違いなく面白い漫画です。

「葬送のフリーレン」はサンデーうぇぶりにて、毎日数話ずつなら無料で読むことができます。

「葬送のフリーレン」いっきにまとめて読むなら、電子マンガがおすすめです。

詳しくは「葬送のフリーレンの漫画全巻の値段はいくら？何巻まで発売されているかについても」をご覧ください。

面白くないという意見もありますが、是非一度読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました！