本記事では「nana|レンは誰の子?皐(さつき)も含めてナナの子だったの!?」と題しまして
- NANAのレン(チビ蓮)は誰の子?
- NANAの皐(さつき)は誰の子?
以上について紹介していきたいと思います。
作者である矢沢あい先生の体調不良を理由に2009年から休載し14年がたった人気少女漫画「NANA」。
漫画「NANA」の未来編では、今後のストーリーに大きくかかわるであろう2人の子供が登場します。
今回は、未来編でハチの子供として登場するレン(チビ蓮)と皐(さつき)が、本当は誰の子供なのかを徹底考察!
チビ蓮と皐の本当の両親は誰なのか早速解説していきましょう。
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NANA|レンは誰の子?
夫婦間は冷めきっててもちゃんと指輪をしてるタクミが好き。ナオキが話すように単純じゃないんだろうけど、チビレン、皐のためにも仲良く暮らして欲しいな。でも私はノブが好きだから、ノブと奈々の幸せも見たいと思っちゃうよ…未来編に百合はいないから、わかれてるんだよね?#NANA pic.twitter.com/8YAazOnkKV
— なこ (@nkdayoo) March 8, 2022
漫画「NANA」19巻70話の未来編でレイラと共に初登場したレン(チビ蓮)。
レン(チビ蓮)はいったい誰の子どもなのでしょうか?
その答えを先にお伝えすると…
レン(チビ蓮)は
ハチの子供!
レン(チビ蓮)は、蓮が死亡した時にハチのお腹の中にいた子どもだと考察しました!
なので、戸籍上も生物学上も母親がハチというのは間違いないでしょう。
父親はタクミですが、生物学上はハチがタクミの後に付き合ったノブの可能性もあります。
レン(チビ蓮)の父親は、タクミかノブどちらなのでしょうか?
ここからはチビ蓮が誰の子どもなのかについて具体的に考察・解説していきます。
ノブの子?それともタクミの子?
母親はハチでほぼ確定ですが、蓮が死んだ時にハチのお腹にいた子どもがチビ蓮だとすると、父親はノブかタクミどちらなのでしょうか?
結論から先にお伝えすると、チビ蓮の父親は生物学上「ノブ」だと考察しました!
確率だけで考えると、避妊していたノブより避妊していなかったタクミの方がチビ蓮の父親である可能性は高いのですが…。
チビ蓮の生物学上の父親がノブだという根拠は2つ。
- ハチの「ギターばっかりひいてるよ」というセリフ
- ハチとチビ蓮の親子関係がうまくいっていない
最初、目つきの悪さや性格もタクミそっくりなのでチビ蓮はタクミの子供で間違いないと思っていました。
しかし再度読み返すと、チビ蓮について話すハチのセリフやノブの反応から生物学上の父親はノブの方がしっくりきます。
わかりやすいところでいうと漫画「NANA」19巻66話ノブとハチがチビ蓮について話すシーン。
「ギターひいてる?」と聞くノブに、優しい顔で「ギターばっかりひいてるよ」と返答したハチ。
「ギターばっかりひいてるよ」というセリフは以前にも見覚えがありました…。
漫画「NANA」10巻33話でノブの様子を聞くハチにシンが言ったセリフと同じなんです!
同じセリフをわざわざ使っているので何かあるのでは!?と思ってしまいますよね。
また、ハチの様子やチビ蓮が日本に帰らないコトから、ハチとチビ蓮の親子関係はうまくいっていないようです。
原因として一番考えられるのは、何かしらの理由でノブが生物学上の父親だと知ってしまったのではないでしょうか?
ハチとノブの関係が未来編で急接近している様子も伺えるので、可能性は十分あるでしょう。
しかし、ノブが父親なのはあくまでも生物学上の話。
チビ蓮にとって父親はタクミだけなのです。
なのでチビ蓮は日本に帰りたくないのでしょう。
チビ蓮とタクミが似ているという意見もありますが、私は顔のパーツではなく目つきや性格が似ているという表現が気になります。
顔のパーツが似るのは遺伝的な要因が大きいですが、目つきや性格は環境の影響も大きいですから…。
目つきや性格がタクミに似ているのは、もしかすると自分はタクミの子どもだというチビ蓮なりの主張なのかもしれませんね。
ハチが選んだ子供の父親
タクミがチビ蓮の父親なのはハチが妊娠した時にタクミを選んだからですが、なぜハチは好きだったノブでなくタクミを選んだのでしょうか?
ハチがノブではなくタクミを選んだ理由は、無意識的に自分の気持ちではなく子供の幸せを考えたからです。
ハチが妊娠した時、タクミはどちらの子でも認知して面倒を見ると発言していました。
一方、ノブは「あいつ(タクミ)と切れてなかったのかよ」と子供の話の前にハチを責めていました。
子供の存在を確実に受け入れてくれるタクミと、妊娠したハチに戸惑い怒っているノブ…。
金銭面も男としての器も未熟で押しの弱いノブより、タクミの方が父親として頼りになりますよね。
昔のハチなら自分の気持ちを優先しノブを選んでいたかもしれませんが、たくさんの経験を経て現実を見れるようになっていたハチ。
ハチが子供の父親にタクミを選んだことは母親として正しい選択だったと私は思います。
男の子でも子供の名前は皐でいいのでは?
もともとチビ蓮は皐という名前がつけられる予定でしたが、なぜ皐ではなく蓮と名づけられたのでしょうか?
ハチの第一子が皐ではなく蓮になった理由は名付け親である本城蓮が生まれる前に死んでしまったからだと考察します。
皐という名前は元々、本城蓮が事故死する前にハチのお腹の中の子どもにつけた名前です。
ハチはずっとお腹の中の子どもは女の子だと思っていましたが、結局生まれたのは男の子だったので皐ではなく蓮にしたとも考えられます。
しかし、名付け親になるほどの仲だった本城蓮の死を悼み皐ではなく蓮と同じ名前をつけたのだと考える方が自然でしょう。
まとめ:チビ蓮は誰の子?
漫画「NANA」のチビ蓮の母親はハチ、父親はタクミですが、生物学上チビ蓮の父親はタクミではなくノブの可能性もあります。
チビ蓮が日本に帰りたがらない様子や、ハチの「ギターばっかりひいてるよ」という発言からも生物学上の父親がノブの可能性は高いと思います!
チビ蓮の母親→ハチ(小松奈々)
チビ蓮の父親→タクミ(一ノ瀬巧)
チビ蓮の生物学上の父親→ノブ(寺島伸夫)
未来編で感じるハチとノブの距離感の近さ…。
チビ蓮は何か違和感を感じ、察したのかもしれませんね。
そもそも、ハチはタクミよりノブのことが好きなら妊娠が発覚した時にもっとノブと話し合うべきだったのに…。
しかし、妊娠当初はどちらの子供かわからない先行き不安な状態。
となると「どちらの子供でも認知して面倒を見る」と言ってくれたタクミにハチがなびくのは当然ですかね…。
最後に、ハチの子どもの名前が皐ではなく蓮になった理由は名付け親である本城蓮が生まれる前に死んだからと考察しました。
ですが、実はもう1つ有力な説があるんです…。
有力なもう1つの説とは、実は本城蓮の死後にナナの妊娠が発覚し、本城蓮のつけた名前を譲ったという考察です。
もし、本城蓮とナナの子供に名前を譲ったとすると、未来編でハチが自分の子として育てている皐は…。
ここからは、ハチの2人目の子どもとして登場した皐について考察・解説していきます。
また、本城蓮の死亡理由や漫画やアニメで見れるのかを詳しく知りたいよー!という方は以下の記事を合わせてご覧くださいね。
https://enginez.jp/nana-ren-sibou-anime-6349
NANAの皐(さつき)は誰の子?
漫画「NANA」12巻42話の未来編、夏祭りで初登場した皐(さつき)。
皐はいったい誰の子なのでしょうか?
その答えを先にお伝えすると…
皐(さつき)は
本城蓮とナナの子供!
漫画NANAは未完結のため考察になりますが、皐は本城蓮とナナの子どもと考えました!
現状あるストーリーの内容では、皐はハチとタクミの子どもで、チビ蓮の妹ということになります。
生物学上どうかは別として、皐はハチとタクミを両親として育てられているので、一ノ瀬家の子供でまちがいありません。
しかし、私は皐が本城蓮とナナの子だと考察しました!
ここからは、皐が本城蓮とナナの子という説について以下の順で解説していきます。
- 皐(さつき)が蓮(レン)とナナの子供だという根拠
- なぜハチが育てているのか
- ナナはいつ妊娠したのか?
では、早速見ていきましょう!
皐(さつき)が蓮(レン)とナナの子だという根拠
皐が本城蓮とナナの子の可能性が高いと考察しましたが、皐が2人の子どもだという根拠はいったいなんなのでしょうか?
皐が本城蓮とナナの子どもだという根拠は4つ。
- ハチとタクミの関係が冷めている
- ナナがピルを飲んでいなかった時期がある
- ナナの顔と皐の顔が似ている
- 皐の履いているブーツがナナと蓮が履いていたブーツと同じ
誤解が無いように最初にお伝えしますが、現状のストーリーには皐がハチの子どもだという描写しかされていません。
皐が本城蓮とナナの子どもという説は、あくまでも考察です。
しかし、個人的には皐が本城蓮とナナの子どもと言う可能性はかなり高いと考えています。
根拠①:ハチとタクミの関係が冷めている
皐が本城蓮とナナの子供だという1つ目の根拠はハチとタクミの関係が冷めていることです。
本城蓮の死後、タクミはレイラにハチはナナに付きっ切りでした。
また、未来編を読む限りハチの気持ちはノブに揺れています。
タクミがレイラの療養でイギリスにずっといたとすればなおさらハチとタクミの間に子供ができる可能性は低いでしょう。
根拠②:ナナがピルを飲んでいなかった時期がある
皐が本城蓮とナナの子供だという2つ目の根拠はナナがピルを飲んでいなかった時期があることです。
ナナがピルを飲んでいなかった時期があることは漫画「NANA」20巻74話のモノローグでわかります。
「飲み忘れたピルを一緒に流し込んだせいかな。必要もないのに…」
また、引っかかるのは「必要もないのに…」の意味です。
いったいなぜピルが必要ないのでしょうか…?
モノローグのシーンはナナが蓮と喧嘩をしてしばらく会っていなかった時期なので必要ないといったのかもしれません。
ですが、もしかするとハチのお腹の子どもが皐と名づけられた時点でナナは自身の妊娠を知っていたのかもしれませんね。
根拠③:ナナの顔と皐の顔が似ている
皐が本城蓮とナナの子供だという3つ目の根拠はナナの顔と皐の顔が似ていることです。
最初、皐が登場した時は髪色や顔立ちがタクミそっくりだという印象をうけました。
しかし、よく見ていくとタクミよりナナの方が似ているんです。
寝顔や、チョコレートを見た時の顔、笑顔もどことなくナナに似ているような…
髪色もタクミも黒ですが、よく考えると本城蓮とナナも黒髪ですよね。
唯一、ナナではない眉毛もタクミではなく本城蓮に似たんじゃないでしょうか!?
見れば見るほど、ハチとタクミよりも本城蓮とナナの方が似ている気がしてしまいます。
根拠④:ブーツがナナと蓮が履いていたブーツと同じ
皐が本城蓮とナナの子供だという4つ目の根拠は、皐の履いているブーツが本城蓮とナナが履いていたブーツと同じだからです。
根拠としては少し弱い気がしますが、あえて同じブーツを履いて土足で家に上がるという描写をしているので、何かしらの意図があると考えます。
土足というのもポイントで、ナナは707号室で暮らしていたころは土足生活をしていました。
普段から靴を脱いでいるはずの自分の家に土足であがっていく描写を入れているのは、意図しているとしか思えないですよね!
皐が自分の家よりも707号室で過ごした時間の方が長かったとも考えられますが…。
矢沢あい先生がどういう意図で黒のブーツに土足の描写を入れたのかすごく気になりますね…。
なぜハチが育てているのか
皐が本城蓮とナナの子である可能性が高いことはわかりましたが、だったらなぜハチが母親として育てているのでしょうか?
結論からお伝えすると、ナナが失踪したからです。
未来編でのナナは行方をくらませており、現状のストーリーではナナらしき人物がイギリスで見つかったことだけわかっています。
イギリスのバーで歌っているナナを倉田が見つけ、写真と歌声の入ったテープがハチの元に届けられていました。
なぜナナが失踪したのかや、蓮が死んだ後に何があったのかは明らかになっていません。
なのでここからは想像ですが、ナナは蓮が死んだ後に猫足のバスタブで自殺を図ったのではないでしょうか。
そして、病院に運ばれ一面をとりとめたところで妊娠が発覚。
ハチやブラストのメンバーに支えられながら皐を出産します。
しかし、子どもを産んだのちにナナは海を見に行ったまま帰ってこず…。
海で自殺したと思わせるような何かを残して失踪したのではないかと!
もともと母性本能がないので子どもはいらないとピルを飲んでいたナナ。
死んだ蓮の子どもだったので出産はしましたが自分で育てることができないと考え、子供をハチに託し失踪したのでしょう。
ナナはいつ妊娠したのか?
皐が本城蓮とナナの子どもだった場合、ナナはいつ頃妊娠したのでしょうか?
結論からお伝えするとナナが妊娠したのは10月前半から2月2日までの間で、一番可能性が高い日は2月1日。
10月以降というのはナナが病院で過換気症候群と診断されたタイミングで、精密検査をうけているからです。
もし診断前に妊娠していたとしたら精密検査のタイミングで妊娠が発覚しているはず!
ナナが過換気症候群と診断されたのはブラストがアルタ前で行ったゲリラライブの前なのでおそらく10月前半。
2月2日までというのは、本城蓮とナナは2月2日に電話で喧嘩して以降、本城蓮が死ぬまで会っていないからです。
ちなみに喧嘩の原因はナナが本城蓮に大麻所持で警察に捕まったシンの代理でライブのサポートをたのみ、蓮が断ったからでした。
本城蓮は自分も薬物を使用しているのに大麻所持で捕まったシンの代理でベースを弾くのは気がひけたのでしょう。
また、本城蓮は自分も薬物を使用していたので、薬物所持で捕まったシンに対するナナの厳しい態度を見て傷ついてしまったのかもしれません。
なんにせよ、2月2日以降、本城蓮とナナは会っていないので妊娠したとすれば2月2日より前です。
2月1日の可能性が高い理由は、その日に本城蓮がイギリスから日本に帰国しナナと一緒に過ごしている描写があるからです。
ピルを飲み忘れていたというモノローグが皐という名前をもらったころで、蓮と音信不通になって1ヵ月という文もあったことから、3月2日。
妊娠の発覚時期が3月2日だとすると、やはりナナが妊娠したのは2月1日の可能性が高いでしょう!
まとめ
最後に本記事「nanaのレン(チビ蓮)は誰の子?皐(さつき)も含めてナナの子だったの!?」で紹介したことをおさらいしていきましょう。
❔NANAのレン(チビ蓮)は誰の子?
- レン(チビ蓮)はハチの子供
- チビ蓮の父親はタクミだが生物学上の父親はノブの可能性がある
❔NANAの皐(さつき)は誰の子?
- 皐(さつき)は蓮(レン)とナナの子供という可能性が高い
以上、チビ蓮と皐の両親についてでした。
NANAは完結していないので、本当のところチビ蓮と皐の両親が誰なのかはわかりません。
すくなからず分かっていることは、ハチとタクミが2人の子供として育てているということ。
個人的にはチビ蓮の生物学上の父親がノブで皐の両親が本城蓮とナナという方が面白いかなと考察したのですが…。
結末は矢沢あい先生のみぞ知るです。
いつか連載が再開されチビ蓮と皐の両親がハッキリわかる日がくるといいですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました!